編 集 後 記
このところ移動性高気圧の中で気持ちの良い晴天が続いていた。気温は上がるが湿度は低く、蒸し暑さは感じられなかった。ご近所では、季節柄バラをはじめとして、いろいろな花が咲いている。いつもと違う散歩道ではスイカズラとハコネウツギの花を見かけた。似てはいないが、どちらもスイカズラ科の植物で花の色がだんだん変わっていく特徴がある。スイカズラは白から黄色に、ハコネウツギは白からピンクの色がだんだん濃くなっていくという。アジサイの蕾も目立つようになっていて、関東でも入梅間近の様子になってきた。沖縄・奄美では一足早く梅雨に入っている。21日が「小満」であった。
五月になっては「おうし座」を順行中の火星を夕空で見ることは出来なかった。七月末の「合」にむけて太陽に近づいている。替わって南の空にはおとめ座のスピカと並んで木星が明るく輝いているようになった。
五月24日記
火星課長 村上昌己