編 集 後 記
二月後半となり気圧配置も換わってきて南高北低の春型の日も出るようになった。寒さも緩んで関東では17日に「春一番」の風が吹き気温が20℃まであがった。それを機会に、続いていた冬晴れの青空も少なくなってきた。18日が「雨水」で季節の変わり目に来ている。ご近所ではミモザアカシアの黄色い花が満開で、サクラソウも目に付くようになってきた。我が家の遅咲きの紅梅も多くの花が開いてメジロを呼び寄せている。
このところは気温の変化が大きく体調の管理が難しい。私は数年ぶりにインフルエンザにかかって幾晩か寝苦しい夜を過ごさなければならなかった。発熱はたいしたことがなかったが、全身がだるく体を動かすのが大儀であった。
三月になると、火星は「うお座」から「おひつじ座」へと順行してまだ日没時の西空に沈み残っている。二月には夕空で金星と並んでいたが、金星は三月になると10日過ぎには「内合」に向かって急速に離れていってしまう。
視直径は三月上旬には4.5秒角を下回る。三月末には季節はλ=341°Lsに達する。傾きはまだ南に大きく北極雲など北半球の様子は捉えがたい。
二月26日記
火星課長 村上昌己