編 集 後 記
早々に春一番が吹いて暖かい日となりましたが、以後は天気の変化が早く晴天が長続きしなくなりました。気温の変化も大きく寒の戻りがまだあるようです。とはいえ19日に「雨水」を過ぎていて雪を見ることは湘南では少なくなってくると思われます。チンチョウゲが咲き始めたとの報道もあり、芳しい春の訪れも近いようです。
先日には晴天の暖かさに誘われて和泉川沿いに長い散歩をすると、ソメイヨシノのつぼみは堅いものの、ヒガンザクラは三分咲きになっていて、川面にはカモやコサギの水鳥の姿を見ることが出来ました。
火星は、二月下旬には視直径も8秒角を上回り眼視観測の対象になってきました。三月には「てんびん座」から「さそり座」へと進みます。赤緯は低くなっていきますが、火星の出は夜半前となり、明け方には南中しています。まだ寒さは厳しく花粉症の症状も出てきていますが、観測を始めたいと思っています。
二月24日記
火星課長 村上昌己