編 集 後 記
暑中お見舞い申し上げます。
台風がもたらした暑い空気で関東甲信は梅雨明けとなって、夏の季節がやってきた。21日に「大暑」をすぎて、夏の土用に入っている。各地で連日気温が上がり真夏日が続いているという、皆様も熱中症にならないように体調管理に御留意ください。
私事ながら、六月末でリタイアして、この数年たびたびお世話になっている蓼科の友人の山荘に望遠鏡を移して、避暑を兼ねて夏の観測の拠点とすることとした。七月はじめから長期滞在して先日下山したが、下界の暑さに参っている。月例の診察が終わったら再び山荘に戻ろうと思う。標高1400mの高さにあり最高気温は30℃に届かず快適である。
山荘には、高校時代の友人が毎月集まり新月の頃に観望会を開いている。上の画像は七月の観望会のスナップで、奥には移設した私の黒点観測用の10cm屈折望遠鏡が見える。
火星は「合」を過ぎて八月には「ふたご座」から「かに座」へと順行する。まだ太陽に近く観測は難しい。
七月24日記
火星課長 村上昌己