編 集 後 記
寒暖の差が大きかった三月であった。関東では上旬に夏日となった日もあり、ソメイヨシノの開花が記録的に早まった。藤沢でも16日には開きはじめて、昨23日には画像のようにほぼ満開となった。
開花の早かったのは十数年ぶりとのこと、2002年に横浜の福井實信氏を南先生達と訪ねたときにも三月中に満開の桜の下を辿ったことを思い出した。そのときの様子は以下のリンクに詳しい。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomn1/260FUKUIj.htm
また、三月上旬には近日点通過直後のパンスターズ彗星(C/2011 L4)を見物に蓼科の友人の山荘に集まった。思ったより残雪がまだ多く、入り口に積もった雪を取り除くのに苦労した。(一番右が筆者です)
彗星は日没後の明るい西空に双眼鏡で確認できるほどだったが、期待していたほどに尾の拡がりも見られず残念であった。同行した先輩の撮影した画像をご覧いただく。
写っている尾の長さは20’角ほど、この後すぐに山稜に隠れていってしまった。
三月24日 記
OAA 火星課長 村上昌己
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