金環日食観測準備勉強会
— NPO法人 花山星空ネットワーク 第8回 講演会 —
2011年12月3日(土)に京都大学理学研究科で「金環日食観測準備勉強会」を開催します。定員に達したため、受付を締め切らせていただきました。
2012年5月21日の金環日食
2012年5月21日に、太平洋岸沿いの各地で金環日食が見られます。我国本州で見られるのは129年ぶり、京都で見られるのはなんと282年ぶり、という世紀の天体ショーです。
- 「金環日食や皆既日食はどのようにして起こるのでしょうか?」
- 「太陽の光は非常に強いので、月に隠された太陽が少しでも残っていると、直接見たり、下敷きやサングラスで見ると危険です。また、市販されている日食めがねでも、赤外線や紫外線をかなり透過するものがあるので、透過率を正確に測定したものを使うことが必要です。安全に日食観察を楽しむには他にどのような注意が必要でしょうか?」
- 「金環日食の観察を小中高の教育に生かすためには、どのような方法で観察するのが良いでしょうか?」
- 「このところ太陽活動は低下していると聞きましたが、最近の太陽の様子はどうなっているのでしょうか?」
- 「歴史的にどのような日食観測が行なわれてきたのでしょうか?また日食からどのようなことが分かってきたのでしょうか?」
- 「江戸時代における日食予報の精度はどの程度だったのでしょう?」
など、日食や太陽に関するさまざまな疑問や話題について解説する勉強会を開催します。
また、当勉強会への参加者には、京都大学花山天文台と当NPOが共同で開発した日食観測に最適な太陽めがねをお渡しします。
勉強会の詳細・申込方法
- 日時
- 2011年12月3日(土) 13:30–16:30 (13時開場)
- 場所
- 京都大学理学研究科6号館 4階401号室
- 内容
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- 「282年ぶりの金環食を安全に楽しむために」黒河宏企氏 (京都大学名誉教授)
- 「太陽活動Now」柴田一成氏 (京都大学理附属天文台長)
- 「映画『天地明察』と京大日食展」冨田良雄氏 (京都大学理学研究科助教)
- その他ショートコメント
- 対象
- 小学生以上
- 料金
- 500円 (日食観察用太陽めがね代金として)
- 申込方法
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電子メールあるいは往復はがきに以下の項目を記入してお申し込みください。
- 参加希望行事の名称 「金環日食勉強会」
- 代表者の氏名・ふりがな
- 参加人数(大人・子ども・会員別)
- 代表者の郵便番号・住所・電話番号・電子メールアドレス (電子メールアドレスはお持ちの方のみ)
電子メールでのお申し込みの場合、件名を「金環日食勉強会」としてください。
- 申込先
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- 申込締切
2011年11月30日(水) 必着 定員に達したため、受付を締め切らせていただきました。
- お問合せ
- 電子メール: hosizora@kwasan.kyoto-u.ac.jp
電話: 075-581-1461
- 主催
- 特定非営利活動法人 花山星空ネットワーク、京都大学大学院 理学研究科附属天文台
- 共催
- 京都大学宇宙総合学研究ユニット
- 後援
- 京都大学総合博物館
- チラシ
- (PDF)